AMD Ryzen V2000 テクノロジーでアプリケーションをより低コストでより高速に
COM Express モジュールの conga-TCV2 は、クラス最高のコスト・パフォーマンスで優れたグラフィックスとセキュリティ機能を実装
今日のアプリケーションには、ワットあたりのパフォーマンスに優れ、コスト・パフォーマンスの良い組込みコンピューティング プラットフォームが必要です。 これは特に、メディカルイメージングや患者のベッドサイド端末、ビデオゲームからハイエンドのスロットマシンに至るまでのゲームシステム、没入型デジタルサイネージやショッピング キオスクなど、激しい競争と強いコスト圧力がかかるマーケットに当てはまります。 また、次世代アプリケーションでは、追加の IoT ゲートウェイ、AI インスタンス、装置間通信など、より多くの機能を 1つのプラットフォームに統合する必要があるため、多くのコア数で仮想化をサポートすることも求められます。
コンパクトな AMD Embedded Ryzen V2000 ベースの COM Express Type 6 モジュールは、最適な方法でこれらすべての要件を 1つのプラットフォームで満たします。 実際のベンチマークテスト結果が、このモジュールの性能が優れていることを証明しています。 ベンチマークの結果は、NDA 締結の上で提供することが可能です。 コンガテックの営業担当者に連絡するか、こちらからお問い合わせください。
概要
- 次世代7nm SoCのZen2 CPU
- TDPレンジ: 10~54W
- ハイパワー、およびローパワー設計
拡張された機能
- 最大 8コア
- 最大ブースト周波数 4.25GHz(全コア 3 GHz)
- Zen2コアは Zen と比較して 13% のパフォーマンス向上
- 20 PCIe Gen3 レーン
メディア | ディスプレイ
- Vega7 GPU コア
- 4つの独立したビデオストリーム用に最適化
- アップデートされたマルチメディア ハードウェア アクセラレータ(VCN2)
conga-TCV2 コンピュータ・オン・モジュール ファミリーの特長:
拡張性が高くコンパクトなモジュール
設計を容易に: conga-TCV2 により、最適な電力/パフォーマンスバランスを持った低消費電力機器からワークステーション クラスのコンピューティング パワーの装置まで、1つのプラットフォームで対応可能です。 この単一プラットフォームのアプローチにより、モジュールを交換するだけで、製品ファミリーの各設計に容易に対応することができます。 さらに、すべての AMD Ryzen Embedded V2000 モジュールは、ROI を最大化するために 7年以上の長期供給が可能です。
COM Express 評価用キャリアボード
コンガテックは、各種の要求に対応する COM Express 評価用キャリアボードを提供しています。 フル実装の conga‑TEVAL/COMe 3.0 評価用キャリアボードは、COM Express 3.0 規格で定義されている、すべての I/O と PCIe スロットを提供します。
強力な冷却ソリューション
組込みシステムで、最高の信頼性と可用性を提供しながら、同時にすべての TDP レベルで常に最高のパフォーマンスを引き出すためには、強力な冷却ソリューションがなくてはなりません。 conga-TCV2 では、強力なアクティブ冷却から、最も過酷な環境にも耐えることができるヒートパイプ ソリューションを使った堅牢なパッシブ冷却設計まで、実績のある先進的なの冷却ソリューションを、さまざまなレンジで選択することができます。
ボード・サポート・パッケージ
コンガテックのすべてのモジュールとボードには、必要なすべてのドライバとファームウェア ツールを含んだ、カスタマイズされたボード・サポート・パッケージが付属しており、設計者はすぐにアプリケーションをインストールして、プログラムの実行、デバッグ、そしてテストルーチンの実行をおこなうことができるため、AMD Ryzen Embedded V2000 搭載のCOM Express Compact モジュールを使った次世代設計を実現することができます。
ソリューションの効率を高めるためのシステム統合
システムを統合するために、すべての conga-TCV2 シリーズは標準でリアルタイムシステムズ社のリアルタイム ハイパーバイザをサポートしています。 これにより、これまでは複数の専用システムが必要だった複数のワークロードを 1つのシステムに統合することができます。 これは、コスト上のメリットだけでなく、アプリケーション全体の信頼性を向上させることにも役立ちます。 詳細については、以下のサイトをご覧ください。 https://www.real-time-systems.com
8 cores for heterogeneous edge computing
Tasks at the embedded edge are getting more and more complex. Supporting up to 8 cores and 16 threads, the recently launched AMD Ryzen Embedded V2000 processors are paving the way for x86-based embedded designs with unprecedented compute density and performance per watt.
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