congatec 社、Intel® Atom™ プロセッサ Z5xx シリーズをベースとする初の完全なインダストリアルグレードのモジュールを発表

この COM Express™ の新しいコンパクトサイズのモジュールは、全インダストリアル温度範囲で動作を保証

ニュルンベルグ、エンベデッドワールド、2009年3月3日    * * *    congatec AG は、その成功している COM Express 製品ファミリを更に強化するため、超低電力 Intel® Atom プロセッサ Z5xx シリーズおよび Intel® System Controller Hub US15WPT の新しいインダストリアル温度範囲のバージョンを採用した conga-CAx  を発表した

 COM Express の compact サイズ (95 x 95 mm)  にコンパチブルなこのモジュールの完全設計は、低消費電力とインダストリアル温度範囲がうまくかみ合っている。この高密度デザインのために使用されるすべての部品は、-40° ~ +85°C の周囲温度範囲での仕様である。このモジュールに必要な標準消費電力は 5 ワット以下である。ACPI 3.0 バッテリーマネージメントと連携させるとウルトラモバイル工業用アプリケーションが可能になる。

オートモーティブ・アプリケーションでは常に拡張温度範囲の部品が求められることから、congatec In-Vehicle Infotainment スターターキットが conga-CAx の代表的なアプリケーションである。モジュールが小型サイズで低消費電力であり、オンボードの 2G バイト IDE フラッシュ・ディスクによって、conga-CAx はまた、PLC デバイスのような工業用アプリケーションにも適している。


 congatec のCEO である Gerhard Edi 氏は、「新しい拡張温度版の Intel® Atom™ プロセッサとその低消費電力特性のおかげで、新しい種類のモバイルおよび組込みアプリケーションに向かって進むことが可能になった」と言う。

 Intel はインダストリアル温度範囲を売りにする低電力 Intel Atom プロセッサ Z5xx シリーズのプラットフォームを拡大した」と Intel の Low Power Embedded Products 部門の Director of Marketing である Jonathan Luse 氏は言う。「これによって顧客は、強制的でない熱的環境で使用されるアプリケーションのためにインダストリアル温度範囲を必要とする既存のシステムで使用が可能になるモジュールを創り出すことができるようになる。」

conga-CAx には二種類のCPU がある。一つは、400 MHz のフロントサイドおよびメモリバス速度で 1.1 GHz の Intel® Atom™ プロセッサ Z510PT のバージョン。もう一つは、1.33 GHz の Intel® Atom™ プロセッサ Z520PT のバージョン。どちらのバージョンも 512 KB の L2 キャッシュを持ち、オンボードに半田付けの 1 GByte までの rugged DDR2 RAM をアクセス可能。

 Intel® System Controller Hub US15WPT は、Intel® Graphics Memory Accelerator 500 グラフィック・エンジンを内蔵する。この 3D 能力を有するオンボードのグラフィックスは 256 MByte までのフレームバッファを使用して、DirectX 9.0E および OpenGL 2.0 をサポートする。それはまた、MPEG2 および MPEG4 ハードウェアデコーディングを使用することでビデオ・プレイバック・アプリケーションをも強化する。グラフィック出力は 1x24 ビット LVDS チャネルまたはシングル SDVO ポートのいずれかを備える。

 conga-CAx はまた、豊富な接続性を提供する。それらは、最大で 2 つの PCI Express x1 レーン、PCI バス、EIDE インタフェース、ギガビット Ethernet、高品位オーディオ、および 8 ポートの USB を含む。最大で 2 GByte の大容量記憶装置としてオンボードの IDE フラッシュ・ドライブを持ち、全インダストリアル温度範囲の仕様となっている。 

conga-CAx は 2009 年の中頃に入手可能になる予定。