congatec の 視覚ベース発券およびアクセスコントロール用 MIPI-CSI 2 プラットフォーム

congatec がトランスポーテーションチェックポイントにおけるスマートビジョンの統合を簡略化

Tokyo, Japan, 2  May 2018 * * *規格標準化およびカスタマイズされた組み込みコンピュータボードおよびモジュールの大手テクノロジー企業である congatec は、組み込み視覚テクノロジーをスマートトランスポーテーションチェックポイント、アクセスコントロールおよび発券システムに統合することを容易にする、初の x86 ベースの組み込み MIPI-CSI 2 キットを発売します。瞬時に展開可能な産業グレードのプラットフォームは、過酷な屋外環境や車内環境での評価および展開に適用可能です。エンジニアは、簡略化された展開とリードタイムの短縮の恩恵を受けることになります。代表的な使用例として、ビデオベースのリモートアシスタンス、視覚ベースの発券、ジェスチャベースのユーザ制御と自動車用認証、生体認証ベースの運転者・同乗者分析、ユーザ中心のコンテンツ配信、スマートビデオ監視、破壊行為からの保護があります。

 

「多機能型組み込み x86 テクノロジーと最も広く使われている携帯電話用カメラインターフェースを組み合わせることで、スマートトランスポーテーションチェックポイント、アクセスコントロール、発券システムのベンダーに、パフォーマンス、電力、効率性の最適化をはじめとする数多くのメリットを提供します」と、congatec・Mini-ITX マザーボード担当製品マネージャーのユルゲン・ユングバウアー (Jürgen Jungbauer) は説明します。「当社の Intel® Atom® プロセッサを搭載した Pico-ITX ボードは、産業グレードの品質と長期的な供給を要求する最新のアプリケーション向けにこの魅力的なテクノロジーの評価を簡略化することで、これら両方のメリットを提供します。」

 

congatec の MIPI-CSI 2 スマートカメラキットは、すべての必要なドライバで事前に構成および検証されています。スマートカメラソリューションのすべての機能ブロックを搭載し、新しいアプリケーションや機能をサポートするために簡単にカスタマイズできます。最新の MIPI-CSI 規格に完全準拠し、堅牢な conga-PA5 Pico-ITX シングルボードコンピュータをベースとした動作温度範囲を拡張するための Intel® Atom® E3900 プロセッサとともに、Leopard Imaging のセンサをベースとした ON Semiconductor の AR0237 HD センサから MIPI CSI 2 カメラを実行できるよう最適化されています。キットにはすべての必要な構成とパッチが含まれています。Linux Yocto カーネルベースのコードをいつでもすぐに実行できます。想定可能なプロセッサ構成は以下になります。

 

Processor Cores Smart Cache [MB] Clock/ Burst [GHz] Graphics Execution Units
Intel® Atom® E3950 4 2 1.6 / 2.0 18
Intel® Atom® E3940 4 2 1.6 / 1.8 12
Intel® Atom® E3930 2 1 1.3 / 1.8 12
Intel® Pentium® N4200 4 2 1.1 / 2.5 18
Intel® Celeron® N3350 2 1 1.1 / 2.4 12

congatec の新しい MIPI-CSI 2 スマートカメラキットの詳細は、以下の製品ページでご覧いただけます。

www.congatec.com/mipi