congatec 社、デザイン・イン加速のための Qseven ミニ・キャリア・ボードを発表

ニュルンベルグ、 SPS/IPC/Drives 展、 2011年11月22日 * * *    組込み用コンピュータ・モジュールの先導的メーカーである congatec AG は、Qseven 規格に基づく、スペース・クリチカルなアプリケーション向けの新しいミニ・キャリア・ボード、conga-QMCB を発表した。

このベースボードは、迅速なプロトタイプ設計およびコンパクトなモバイル・アプリケーション用に最適である。 わずか 145 x 95 mm のサイズで、実装の容易なミニ・キャリア・ボードは最新式技術の広範囲なインタフェースを装備し、デザイン・イン段階での評価工程を加速させるように設計 されていて、それにより、より早いタイム・トゥ・マーケットを容易にする。 6x USB インタフェース、1x Ethernet 接続と共に、DisplayPort、HDMI および LVDS 18/24 ビット・グラフィックス・インタフェースが実装されている。 ボードはまた、高品位オーディオなどの追加の標準インタフェースも装備し、そして、WLAN、SD-Card、2x SATA および CFast 用に使用できる 1x Mini PCI Express ソケットもベースボード上に搭載されているので、大容量記憶装置の接続が可能となっている。


conga-QMCB は DC 5V 単一電源で駆動される。 バッテリー・マネージメント信号が完全に用意されていて、congatec Smart Battery Manager (conga-SBM2) の使用が可能となっていて、このベースボードをモバイル・システム向けの簡易型ソリューションとしている。 Linux または Windows などの ACPI コンパチブルなオペレーティング・システムを使用したとき、バッテリー・システム通信が完全に実現され、特別なソフトウェアまたは BIOS 調整が不必要となる。


conga-QMCB は、AMD Fusion テクノロジーに基づく新しい conga-QAF 、および現行の Intel Atom E600 シリーズに基づく conga-QA6 コンピュータ・モジュールと共に使用するように設計されている。

conga-QMCB は、発表後、即座に入手可能となっている。