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Press Releases

23. November 2018

congatec がエンベデッド・ビジョンの構想を披露する

組み込みコンピューティングとビジョン技術の融合

 

Tokyo, Japan, 22 November 2018  * * *  世界最大規模の消費財展示会「electronica (エレクトロニカ) 2018」の展示会場 (ホール B5、ブース 402) での congatec の出展内容は、人工知能 (AI) や深層学習を含む、統合的なエンベデッド・ビジョンプラットフォームを体現した、組み込みコンピューティングと組み込みビジョン技術の融合に力を入れています。目標は、OEM のお客様に標準の USB デバイスと同様に簡単かつ効率的に統合できる包括的なエコシステムを提供することです。お客様は、統合型 API、GPGPU、AI に適合したアプリケーション・レディなコンポーネントを活用して設計の手間を最小化し、新しいアプリケーションの量産までの時間を短縮できます。

 

「エンベデッド・ビジョン市場が驚異的な伸び率で成長することが予想されるなか (自走式ロボット車両セグメントの見込み成長率は140%)、人工知能 (AI) や深層学習を含む、組み込みコンピューティングと組み込みビジョン技術の融合に大いなる需要を見いだしています。この市場において決定的な革新性と競争力を確立し維持するために、OEM のお客様は非常に迅速かつ効率的に仕事を進めていかなくてはなりません。このため、OEM のお客様は、カメラ、AI、深層学習の技術の実装を支援する強力なパートナーを必要としています。多種多様な技術の実装を統合し、エンベデッド・ビジョン市場の要となるのは、最終的に組み込みコンピューティングデバイスだからです。こうした理由で、お客様が設計上の高いセキュリティを確保し、リードタイムを短縮できるよう、現在、アプリケーション・レディなエンベデッド・ビジョン向けコンポーネントの実現に向けてかなりの投資を行っています」と、congatec のマーケティング担当ディレクター、クリスティアン・エダー (Christian Eder) は説明しています。

 

戦略コンサルティング会社のYole Développementによれば[i]、自走式ロボット車両のカメラ技術の年平均成長率 (CAGR) は今後 4~5 年間で約 140% になると予想されており、売上高は500万米ドルから9億米ドルに上昇すると見込まれています。市場全体でも、年平均成長率 (CAGR) 約 12% という高い成長率を見せています。最大の割合を占めるセグメントは産業用ビジョンシステムになりますが、2023年には売上が約 14 億米ドルに達すると予想されています。同時に、PC とボードベースのカメラ技術の市場が断片化され、長期的な供給を保証する規格標準化された商用オフザシェルフ (COTS) 製品・サービスによってさらなる市場機会が生みだされます。

 

congatec は、幅広い様々なエンベデッド・ビジョンの用途に対応する 3 つのアプリケーション・レディなソリューションを用意し、OEM のお客様に全方位の組み込みコンピュータビジョン技術体制を提供することを目指します。これらのソリューションは、congatec のエンベデッド・ビジョンに関する幅広い専門性を示すものです。NXP i.MX 8 プロセッサ技術を自社の SMARC 2.0 モジュールと Qseven モジュールに新たに対応させることによって、この専門性をさらに強化します。

 

車載インフォテインメントプラットフォーム

Intel と Luxoft の 2 社が共同開発した車載参照プラットフォーム (ARP) は、初の公式サポートモジュールとして発売される conga-SA5 と合わせて発売されますが、次世代車両のデジタルコックピットデザインをよりスマートにします。新しいプラットフォームは、ヘッドユニットディスプレイ、コックピット乗者のモニタリング、先進運転支援システム (ADAS) など、以前は個別に管理されていた機能の集合化 (クラスタ化) を可能にします。SMARC 2.0 規格ベースのコンピュータ・オン・モジュール (CoM) を使用することで、開発者は NRE コストを最小限に抑えつつ高い設計効率性のメリットを生かし、低コストのパフォーマンスから最高レベルのパフォーマンスにまでいたるコアの拡張性と最大限の拡張性を実現します。このキットに関する詳細は、こちらでご覧になれます。

 

GPGPU を集約的に使用した人工知能

congatec は AMD と協力して、GPGPU 技術のシームレスな融合が印象的な視覚ベースの AI プラットフォームを出展いたします。プラットフォームには、卓越した GPGPU の処理能力と総合的なパフォーマンス力を発揮する新しい AMD Ryzen Embedded V1000 プロセッサが搭載されています。このプロセッサは、オープンソースの Smart Vision エコシステムを採用しています。プラットフォームは、TensorFlow、Caffe、Keras などの広く使用されているツールとフレームワークをベースに開発されました。また、GPGPU アプリケーション向けにオープンソースの ROCm プラットフォームも使用しています。OEM のお客様が独自のソリューションに依存することを回避するためにも、オープンソースのアイデアがこの分野では特に重要です。HIPfy は、独自のアプリケーションを HIP C++ ポータブルアプリケーションに変換するために利用できるツールです。個々の GPU メーカーへの危険な依存を効果的に回避できます。OpenCL 2.2 が利用可能になったことにより、すべての開発がはるかに容易になりました。その後、OpenCL C++ カーネル言語は、並列プログラムの記述をはるかに簡略化する OpenCL に統合されました。こうしたエコシステムにより、ナレッジベースの AI と深層学習の実装がはるかに容易になっています。

 

Baslerの顔認識用カメラ技術

congatec と Basler の新たな技術パートナーシップから生まれたスマートな組み込み画像認識プラットフォームは顔検出に特化したものであり、Basler の USB 3.0 対応 dart シリーズカメラと、第 5 世代の Intel® Atom® プロセッサ・Celeron® プロセッサとPentium® プロセッサを搭載した conga-PA5 Pico-ITX ボードをベースとしています。さらに、これに続いて、congatec のボードとモジュールをベースとした LVDS、MIPI-CSI、GigE ビジョンやその他関連インターフェースを搭載したキットを用意します。また、Basler の pylon カメラソフトウェアについても、標準ソフトウェアとして congatec が適切なキットに組み込む予定です。このキットに関する詳細は、こちらでご覧になれます。

 

 

congatec AGについて

congatec AGはドイツのデッゲンドルフに本社を置くQseven、 COM Express、 SMARC 、SBCやODMサービスなどの産業用コンピュータモジュールの専業メーカです。congatecの製品は、産業用オートメーション、医療、アミューズメント、輸送、通信、計測機器やPOSなどの様々な用途に対応できます。コアな知識や技術ノウハウは、ドライバやBSPのみならずユニークなBIOS機能も含まれています。デザイン・インの段階以降も、製品のライフサイクル・マネジメントを通してサポートを提供いたします。弊社の製品は、現代の品質基準に従ったサービプロバイダのスペシャリストによって製造されています。現在、congatecは台湾、日本、米国、オーストラリア、チェコ共和国と中国に販売拠点があります。詳しくは、 www.congatec.jp へアクセスしてください。