コンガテックAG 創立10周年

10年でEMEA市場におけるComputer-on-Modulesのリーディングカンパニーに発展

Tokyo, Japan, 9 December 2014 * * * 組込コンピュータモジュール、シングルボードコンピュータ及びEDMSのリーディングメーカー・コンガテックAGが創立10周年を迎えた。2004年12月9日に13名の旧JUMPtec社社員によって創立され、今日では従業員177名を数えるまで安定成長を続けてきている。

 

コンガテックはわずか10年でEMEAにおけるコンピュータモジュール市場のリーダーとしての地位を確立するまで奇跡的な成長を遂げ、グローバル市場ではこの分野で2位にランクされている(詳細は、市場調査会社として有名なHISリサーチによる最近のレポート"The world market for embedded computer boards, modules and systems"(世界の組込みコンピュータボード、モジュール及びシステム市場2014年版)参照)。

 

コンガテック成功のキーとなったのは、第一に、企業としての持続的な成長戦略である。コンガテックは、台湾、日本、中国、米国、豪州、チェコにそれぞれ子会社を設立するとともに、多くのパートナー会社と総代理の契約を結んでおり、たとえば米国では、Arrow、Avnet、Mouser Electronicsをはじめとする各社と提携している。

 

第二の要素として、最近のMini-ITXボード、及びEDMS(Embedded Design & Manufacturing Services、組込みデザイン製造サービス)事業への拡大を含めて、企業としての未来像をしっかりと描いていることが挙げられる。EDMSとは、製品のライフサイクル全体を通してクライアントの発展をサポートするものであり、すでに多くのクライアントに受け入れられている。電子部品専門見本市「electronica 2014」で初公開されたニューロゴは、生まれ変わったコンガテックの幅広いオファーレンジと多様性を象徴している。

 

コンガテックのゲルハルト・エディCEOはこう説明する。「常に顧客の利益を念頭に置いた、専門的でグローバルな人材と経営戦略のおかげで、2004年の創設当初から組込みコンピュータ市場の重要プレーヤーとして活躍しており、2014年度の売上高は8500万ドルが見込まれている。この成長、及びそれを可能としてくれた優秀なチームを、私たちは誇りに思っており、2020年までに組込みコンピュータのソリューションプロバイダーとして世界ベスト5入りすることが次の目標だ。」