congatec は Mini-ITX シリーズに 新しい AMD G-Series マザーボードを追加

工業グレードのシステム設計のための、SoC 統合型 AMD Radeon グラフィックスと、設定可能な TDP を備えた低出力ながらグラフィックス機能に充実した Mini-ITX ボード

Product video available: www.congatec.com/conga-IGX-pressvideo

 

Deggendorf, Germany, July 21, 2015   * * *  組み込み向けコンピューターモジュール、SBC (シングルボードコンピューター)、EDM (組み込み設計・製造) サービスで業界をリードするテクノロジー企業である congatec AG は、工業グレードの Mini-ITX マザーボードシリーズに 2 つの効率性に優れた低出力の conga-IGXを追加することを発表しました。この新しいバージョンは Gen 2 AMD 組込み型 G-Series SoC プロセッサーを基盤とし、高性能な SoC 統合型 AMD Radeon グラフィックスを備えています。

この新しい低出力マザーボードでは、TDP を 5 Wから最大 15 Wまで幅広く調整できます。パワフルな AMD Radeon グラフィックスには、最大 2 つの独立ディスプレイや最大 4K (3840 x 2160 画素) の解像度に対応するなどの長所があります。 特に効率的な機能は設定可能な TDP であり、特定のアプリケーションに合わせて冷却、電源、総合システムコストを最適化できます。
congatec の他のMini-ITX マザーボードと同様に、柔軟なバッチサイズと長期間の耐用年数 (conga-IGX Mini-ITX ボードの場合は 7 年) 対応で産業用として設計されております。新しい Gen 2 AMD 組み込み G-Series SoC プロセッサーボードは、高い信頼性確保のためにコンポーネントの選択から PCB レイアウト、I/O、IoT、ドライバーなどを自社でサポート対応し実現してます。
新しい Mini-ITX マザーボードは主に、対費用効果が高く、低出力のデバイスでパワフルなグラフィックスを必要とするアプリケーションで主に利用されます。congatec は、小売、デジタルサイネージ、ゲーム、医用画像、視覚システム、工業オートメーションなどの幅広いコンピューティングセクターでのアプリケーションに新しいボードが対応すると考えています。

機能詳細

新しい Gen 2 AMD 組み込み G-Series SoC プロセッサーボードには、強力な 2.2 GHz デュアルコアバージョン (10/15 W 最大、設定可能 TDP) と、多重処理に最適な 4つの 1.2 GHz クアッドコアプラットフォーム (5/7 W 最大、設定可能 TDP) が用意されています。 統合型の次世代 AMD Radeon R5E/R3E グラフィックスコアを備えたこの新しいボードは、DirectX11.1 や OpenGL 4.2 など、高性能な 4K グラフィックスにも対応します。 DisplayPort 1.2、DVI、LVDS のいずれかを通して、最大 2 つのディスプレイを独立して操作できます。 OpenCL™ 1.2 にも対応しており、GPU は CPU よりも速く、効率的に計算処理の多い並列作業を処理できます。
ボードの拡張オプションには、PCIe Gen 2.0 x4、 Mini PCIe x1、 USB 3.0 x2、 USB 2.0 x6 があります。ネットワーク接続はGigabit Ethernetを2ポート、USB スティック経由で容易にWLAN接続可能でコストをかけずに簡単に利用できます。 マウスやキーボードのために 2 つのシリアルポートと PS/2 ポート、ステレオ入出力も備えており conga-IGX ボードはIoT向けの産業用グレードのボードであります。

 

新しいプロセッサー:

新しい
プロセッサー
コア数 キャッシュ [MB] クロック  [GHz] ターボモード   [GHz] TDP    [W] グラフィックス
GX-222GC 2 1 2.2 2.4 10/15 AMD Radeon  R5E 
GX-412HC 4 1 1.2 1.6 5/7 AMD Radeon  R53